ご希望の方に募集要項の発送を行っています
雑穀アドバイザー講座の受講をご検討中の方に、募集要項をお送りしています。ご希望の方は、下記フォームからお申込みください。
なお、雑穀エキスパート認定者に限ります。

>>募集要項申込みフォーム

第8回雑穀アドバイザー講座 開催概要

本講座は、雑穀に関する正しい知識や最新情報を体系的に学び、さらに高度な専門性を備えた活動が可能となる知識とスキルを提供することを目的としております。講座修了後には、雑穀の専門家として、多岐にわたる分野で幅広くご活躍いただける内容を提供いたします。

受講申込み受付期間: 2024年11月22日(金)~12月10日(火)

資格認定基準

雑穀に関する正しい知識と情報を身に付け、雑穀の価値を効果的に伝える提案力を備え、多様な食材として活用するための基本的および応用的な知識を有すること。また、健全な雑穀の普及と啓発活動において信頼を得ながら、その活動を加速・拡大していくことができること。

受講方式

対面講義、オンライン講義の併用スタイル

受験資格

雑穀エキスパート認定者
※ 雑穀エキスパート認定会員登録が必要です。

受講日程

① 開講式、対面講義/2024年12月17日(火) 会場:製粉会館
② オンライン講義/2025年1月21日(火)、2月8日(土)、18日(火)、27日(木)
③ 対面講習、認定試験/2025年3月21日(金)、22日(土) 会場:製粉会館
※ ①、②については、リアル受講、動画受講いずれも可能です。③については、会場受講が必須になります。

受講申込み方法

下記のフォームよりお申込みください。
>>第8回雑穀アドバイザー講座 受講申込みフォーム

カリキュラム

  1. 雑穀総論Ⅱ
    開講日に、対面にて実施する雑穀の世界観を拡げることを目的とした総論講義です。アジア、アフリカの主要生産地域での雑穀の役割と利用事例、国際市場での需要について学び、雑穀がもつ環境適応力が持続可能な農業生産をどのように支えるか、また、遺伝資源としての保存の重要性と気候変動や食料危機への対応策について理解します。合わせて、最近の雑穀研究、育種・栽培技術の進展等についても紹介します。
  2. 雑穀の特性と料理
    本講義は対面講座として実施いたします。雑穀の基本的な料理特性(食感、粘り、咀嚼、腸活、脳活)を学び、質の良い雑穀の見分け方や保存方法、料理に適した雑穀の組み合わせについて解説します。また、雑穀を活かした料理アイデアや他食材との相性、最新の料理トレンドを取り入れ、素材の特性や料理のことわりを踏まえた実践的に使える内容を通じて、四季折々の魅力を最大限に引き出すための工夫をご紹介します。
  3. 雑穀と地域振興
    本講義では、日本雑穀協会によるこれまでの雑穀の普及、地域振興等の活動経験から、地域資源としての雑穀の活用法や商品開発のポイント、地域ブランドの構築手法、観光資源やイベントとの連携による地域活性化の可能性についてお伝えします。また、実際の成功事例、失敗事例を交え、商品開発や流通、マーケティング戦略の課題と解決策を解説し、雑穀を通じた取り組みが地域振興につながる知識を提供します。
  4. 雑穀の調理科学とフードデザイン
    オンラインによる基礎講義、対面による課題講習を通じて、調理科学の基本を学び、食に対する嗜好性や機能、また、物性や栄養成分など、調理による食品素材の変化のサイエンスをお伝えします。また、美味しさや視覚的な魅力を高めるフードデザインを通じて、雑穀の魅力を最大限に引き出す方法を探求します。課題実習では、雑穀を使った創造的な食事設計の提案を行い、学んだ知識を実践的に活用する機会を提供します。
  5. 雑穀知識の体系化と伝達技術
    雑穀に関する専門知識とノウハウを可視化し、効果的に整理・体系化する方法を学びます。オリジナリティを表現するサービス化やプログラム化の手法、受講者満足度を高める教材設計や学習環境のデザインについて具体的に供与していく中で、雑穀知識の伝達手法と、それを実践的に活用する技法を習得し、各々の活動の場に還元するための力を身につけます。
  6. 雑穀の健康機能性と活用
    2回の講義はオンライン形式で行われ、雑穀の健康機能性とその実用的な活用法を学びます。基礎講義では、食品における健康機能性の基本から、雑穀の機能性成分の役割を知り、分析技術や機能性の評価技術について学習します。応用講義では、実際の社会実装や商品開発事例に基づき、機能性を活かした具体的な活用法を紹介します。質疑応答も交えて理解を深め、商品への実践的な応用力が得られる内容です。
  7. 雑穀の加工技術と展開
    基礎講義と応用講義の2回シリーズで構成されます。基礎講義では、雑穀の基本的な知識や加工技術の意義、主要な加工方法、消費者ニーズとのマッチングについて学びます。応用講義では、国内外の加工事例や地域振興への貢献、SDGsの視点から見た技術の役割、企業とのコラボレーション事例、加工プロセスの動画解説、最新の応用技術について紹介し、質疑応答を通じて実践に向けたアドバイスも行います。

担当講師について

雑穀アドバイザー講座の講師陣は、日本雑穀協会会長や理事をはじめ、大学教授や研究者、事業経営者など、雑穀普及につながる各分野で高い専門性を持つ方々で構成されています。講師陣それぞれの知見を活かし、幅広い視点から、雑穀の魅力や可能性を深く学べる内容となっています。

ご検討中の方へ(よくあるご質問)

Q 対面講義、オンライン講義をリアルで受けることが出来なくなった場合、講義動画の視聴は可能でしょうか。
A はい、可能です。3月21日(金)、22日(土)の課題講習、認定試験以外は、すべて動画受講が可能になります。

Q 今回受講できなかった場合、次回の講座開催はいつになりますか。
A 次回の開催予定については、現状決まっておりません。今回の講座はコロナ禍もあった影響で久しぶりの開催になりますが、今後は概ね、2〜3年に一度程度の開催になる見込みです。

Q 課題講習の内容について知りたい。
A
 『雑穀の調理科学とフードデザイン』『雑穀知識の体系化と伝達技術』の2科目で実施する講習になります。当該科目のオンライン講義において担当講師より指定課題が示されますので、講習日までに準備していただき、それをもとにした講習を行います。

Q 調理実習はありますか。
A 調理実習はありません。すべて講義形式になります。

Q 現在、雑穀に携わる仕事を行っていませんが、講義内容が理解できるでしょうか。
A 本講座は、仕事として雑穀に携わっている方に限定した講座ではありません。講義内容についても、様々な立場を想定して、理解し修得できるように準備しています。

Q 認定試験における筆記試験の内容について教えてください。
A 雑穀アドバイザー講座で学んだ内容全体から出題されます。出題形式は、○×問題、四肢択一方式等の選択問題、試験時間は90分、合格基準は、正解率70%以上になります。

Q 認定試験に不合格になった場合の再試験について教えてください。
A
 認定試験の採点は、筆記試験及び、指定課題2科目において実施いたします。資格認定には、そのすべてが合格基準に達する必要があります。再試験は、不合格となった科目を対象として、2025年5月中旬~下旬頃の実施を予定しています。

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