雑穀資格制度について
雑穀が注目されていく中で、健全な雑穀の普及のために、雑穀の基本から活用方法まで体系的に学ぶことのできる、専門的で正しい知識やスキルを修得することの必要性が求められてきました。そのような中で、雑穀の加工や流通等に携わる企業や雑穀研究者らが集い、2005年12月に教育システムとしての雑穀エキスパートをはじめとした資格講座を創設いたしました。
そのことから、日本雑穀協会が運営する資格講座や認定試験は、雑穀に関する知識の検定を目的としておりません。雑穀について正しく理解し、仕事や日々の活動を通じて、雑穀の価値や魅力を広く伝えることのできる、雑穀に関わる優れた人材を育てることを目的としています。
受講の対象
☑ 雑穀に関係する加工、開発、流通、販売等に携わる企業や店舗等の関係者
☑ 雑穀を通じた地域振興や健康的な生活改善に取り組む、行政担当者や関係団体
☑ 雑穀の特徴やおいしさを生かした活用を考える、調理師、料理講師、管理栄養士等の食の専門家
☑ 雑穀の正しい知識やスキル、情報をもって、地域活動や社会貢献に取り組む方
☑ ご自身や家族の健康に、雑穀の価値やすばらしさを知って、効果的に活用したい方
資格講座の種類
資格制度は、雑穀エキスパート講座、雑穀アドバイザー講座、雑穀クリエイター講座の3ステップからなっており、目的に応じて継続して受講することができます。
有資格者の概要
雑穀エキスパート認定者数 2,909名
雑穀アドバイザー認定者数 100名
雑穀クリエイター認定者数 8名
(2024年6月1日 現在)
《有資格者の主な職業》
調理師、料理講師、栄養士、管理栄養士、料理研究家、フードコーディネーター、食品メーカーや食品商社等の企画・開発・営業、米穀店経営、行政関係、学校教職員、医師、看護師、雑穀生産、スポーツインストラクター、美容関係、学生、主婦など